油を売りに・・・<平成15年秋>

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「油を売る」・・・何か仕事をさぼっているというようなマイナスイメージがありますよね。語源は、昔の油は今の油よりもうんとネバっこくて、容器にうつしかえるときに糸をひくようになって、時間がかかったようです。そこで、お客さんと世間話をしながら待っているわけなんですよね。それが仕事中にむだ話をしているということに結びついたというわけです。

少し前ですが、羽をのばしに温泉へでも行こうということになりました。そこで、岡山県の湯原温泉へ行きました。

そのとちゅうで、湯原町(ゆばらちょう)社(やしろ)という所へ寄りました。ここは、今年のNHK大河ドラマ「武蔵」(むさし)のロケ現場になったところです。

武蔵に関するホームページ
http://www.optic.or.jp/musashi/index.htm
(岡山県産業支援ネットワーク)
NHKの撮影は、平成14年10月28日に行われたそうです。

沢庵和尚に捕まって千年杉につるされた武蔵を、お通がなわを切って逃がすシーンなどがここで撮影されました。
人と比べてみると、この大杉の大きさがわかるでしょう。ちなみにこの大杉は、国の天然記念物に指定されています。

実際の撮影では、幹(みき)に傷(きず)をつけないように、クレーンを使って武蔵をつったそうです。
湯原温泉に着きました。
この宿「油屋」さんってどこかで見覚えがありませんか?

そうです、あの宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の湯屋「油屋」になんとなく似ていますねよ。
「油屋」さんのホームページには、「宮崎監督から直接、湯原の油屋をモデルにしたというコメントを聞いていないので断定(だんてい)できない。」と書かれています。

でも、油屋さんの前に立ってながめてみると、映画の世界に入れる気分になりますよ。

元禄旅籠「油屋」さんのホームページです。
http://www.aburaya.org

岡山方面・蒜山方面に行かれるときには、ぜひ一度行ってみられてはいかがでしょう。

「夜ごと行灯の油を絶やさず旅人を迎え、道中の燈火の油を提供し続けてきたことから、”油屋”と呼び慣わされるようになった」というのが「油屋」さんのいわれだそうですが、「あくせくしないで「油屋」でゆっくり油を売ってほしいから」という話もいいですね。

「油屋」さんの写真を掲載するにあたっては、入浴後、「油屋」さんから許諾をいただきました。


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