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Pちゃんのビカリア日記
平成12年8月15日(火) Pちゃんは、お父さんとお母さんと一緒に、「まぼろしのヒマワリ畑」をさがして岡山県勝田郡奈義町を車で走っていました。 しかし、今年はヒマワリ畑はなく、あきらめて山道を走っていくと、目の前にすばらしい化石博物館があらわれました。 |
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そこは、「なぎビカリアミュージアム」といって、約1600万年前の巻き貝「ビカリア」の化石を中心に展示されている施設(しせつ)です。 これは入り口にかざってあるビカリアのもけいです。本物はこんなに大きくないよ! |
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屋外展示(おくがいてんじ)エリアには、約1600万年〜1500万年前の地層(ちそう)が自然に近い状態(じょうたい)で展示されており、化石を目の前で見ることができます。 |
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ちょっとアップにしてみましょう。 このように、すぐ目の前でビカリアなどの化石を見ることができます。 ・・・でも、さわっちゃダメだよ。 |
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どうしても化石にさわりたいという人のために、「化石にさわろう!」コーナーがあります。 Pちゃんもそぉっとさわったみたよ。 |
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外に出ると、「発掘(はっくつ)体験学習場」があります。 ここでは、1時間200円で化石の発掘が体験できます。 ちょっと、インディ・ジョーンズの気分になれますよ。 |
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この石には化石が入っているかな? 石をわる「かなづち」などは、かしてもらえるんだよ。 |
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よし、思い切ってわってみよう! あっ、あったあった、お父さん見て見て!!! |
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これが「ヤマトビカリア」の化石です。 「ウミニナ」の仲間の巻き貝ですが、今はもういない種類(しゅるい)です。 実は、この化石はミュージアムのおじさんにもらったものなんです。(^^ゞ |
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これは角がないので、「ビカリエラ」の化石です。 | |
これらもPちゃんがほったものです。 「ビカリア」のかけらのほかに、「サクラガイ」やカニのつめなども出てきました。 たくさんもって帰れてうれしいな! |
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