第48回「はら研」@篠山市

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今回の「はら研」(原先生を囲んで情報教育を研究する会)は、丹波市教育委員会指導主事の酒井宏先生のご厚意で篠山市民センターをお借りして開催しました。

天候の関係で残念ながら午前中のオプショナルツアーは中止となりましたが、午後からの通常の研究会は大盛会でした。酒井先生、いろいろありがとうございました。

会場:篠山市民センター 多目的ルーム1
〒669-2321 兵庫県篠山市黒岡191 TEL 079-554-2188 
http://www.city.sasayama.hyogo.jp/karuka/st001801.html

■1 情報教育&ICT活用 最新情報
   「デジタル教科書の最新情報」

原先生より「デジタル教科書」の動向について
各社が参画

韓国では・・・
デジタル教科書商用化推進計画
来春 英語国語数学でデジタル教科書導入の義務化
2013年には生徒1人1台ずつタブレット端末の導入などなど

我が国においても、今年中にガイドラインの設定
課題:今までの「自筆のノート」はどうするのか
    現在は企業サイド主導で進んでいる

教科書のデジタル化は著作権とのやりとりが問題ある

ワークショップ:実際の授業を想定しながら、H/W、S/W、コンテンツの3グループに分かれ必要な環境や課題について協議

  • どんなOSで
  • どんなシステムで
  • どんな仕組みが必要か
  • HWは
  • 周辺機器は
  • ビデオ
  • ヘッドセット
  • 教室で一斉授業で

HDの関係で、例えばiPad1台では現在の授業を踏襲できない

 

---いつもよりちょっと長い休憩(約45分)---
   *秋の丹波篠山散策   

まちに出て、お土産として丹波黒やおかきなどおいしそうな物を各自たくさん買いました。

 

■2 企業さんからのソフトウェア・ICT機器の最新情報

プリンストン・テクノロジーより

  無線タブレットなどの紹介

スズキ教育ソフトより

  ぐんぐんのびる個別ドリルシステムの市販版の紹介

■3 その他

デジタル教科書に移行した場合、予習・復習はどうするのか?
これからの日本の教育の概念崩しを!
ICTがいくら入っても黒板とチョークが消えないのは?
韓国の例 黒板とチョークではなく、電子黒板と模造紙を利用

今までの授業スタイルにこだわりすぎ?
教科書を使って教えなければならないということに縛られすぎ?

今後、教科枠にとらわれない学習も考えていかなければならないのでは。

 

次回は12月4日に開催する予定です。

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このページは、puckが2010年10月30日 22:17に書いたブログ記事です。

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