京都市立藤城小学校のコンピュータ教室をお借りして、第51回「はら研」を行いました。
1 研究発表
木村 明憲先生(前 京都市総合教育センター)より、
「ICTを活用した学力向上のための方策」
-各教科等の目標を達成させるためのICTを活用した情報活用能力-
について発表していただきました。イラストを使って、子ども達が獲得していった情報活用能力を可視化するといった、とても興味深い研究でした。
発表を受けて、ワークショップも行いました。
2 記念講演
前藤城小学校長の鈴木 光生 先生にご講演をいただきました。
創立17年目だった藤城小学校に校長として赴任され、そこで
(1) 普通の学校として、普通の先生が活躍して伸びるように
(2) 学校だけではできることが少ない。企業にも積極的に手助けをしてもらう
(3) 開かれた学校を目指し、積極的に学校を開放していく
など、鈴木先生が取り組まれてきたことを具体的にお話ししていただきました。
3 情報教育の現状について
原先生から、文部科学省より出された「教育の情報化のビジョン(案)」をもとに、確かな学力などについてのお話がありました。
さらに、今後出されるであろうデジタル版「情報活用ノート」についてのお話があり、みんなの期待感が高まりました。
4 藤城小学校 防犯ガイドブックについて
4年生の子どもたちが総合的な学習の時間に作った、子どもによる 子どものための「藤城小学校 防犯ガイドブック」についての発表がありました。調べた内容もすばらしいものですが、ガイドブックのデザインやレイアウトまで子どもの手によるものと聞いて、さらにびっくりしました。
今年10月に開催されるJAET全国大会 丹波大会に「はら研」からも何本か発表していく予定です。みんなで参加して、丹波大会を盛り上げていきましょう!
次回の「はら研」は、平成23年6月18日(土)に兵庫県立美術館で行う予定です。ぜひご参加ください。
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