第56回 「はら研」開催

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第56回「はら研」を開催しました。

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第56回 はら研(原先生を囲んで情報教育を研究する会)
と き:平成24年2月18日(土) 13:30
ところ:尼崎市立園田北小学校
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IMG_1006.jpg今回は、氷上情報教育研究会との合同成果発表会でしたので、開会にあたってJAET全国大会丹波大会でお世話になった、氷上情報教育研究会会長の足立 宏幸(丹波市立中央小学校長)先生よりご挨拶をいただきました。

 

 

 

■1 情報教育&ICT活用 最新情報(原先生より) 

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福島県で行われた「新地町立小学校 ICT活用発表会」での様子や、ICT支援員の役割などのついての話がありました。
管理職として、教員として、支援員として、企業として・・・それぞれの立場からのICT活用を考えることが大切であることや、わかる授業を構築するために、職員室での教員と支援員とのコミュニケーションが重要であることもわかりました。
 

  ■2 前回のワークショップの報告
   テーマ1:「子どもための科学的思考と活動」
   ~被災地の子どもの学習を活性化するために~

-課題-
1枚の紙(A4またはA3)を、できるだけ長く滞空させる。
-ルール-
(1)配付した紙は、折ったり、切ったりしない。
(2)紙の上に、別の紙を貼り付けたり、ゼムピンを取り付けたりして
       もよいが、上から見た大きさは、1.5倍を超えてはいけない。
(3)紙を貼る時は、基本的にセロテープで貼る。
*実際、試行錯誤しながらいろいろやってみましたが・・・

 単純なものだけに、けっこう奥が深く、なかなかうまくはいきません。

 一度ご自分の学校・学級でもやってみてはいかがでしょう?

 

■3 氷上情報教育研究会 
   実践研究報告
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 (1)小学校理科におけるICTを活用した言語活動の充実

    (丹波市立新井小学校・細見隆昭先生)

年生の理科「かげのでき方と太陽の光」において、実物投影機の間欠録画機能を利用して児童が観察していない時刻の太陽と陰の位置を確かめ、子どもたちの言語活動の向上にICTを活用したというすばらしい実践発表でした。

 (2)体育科・器械運動領域におけるICT機器の活用

    (丹波市立東小学校・大槻武志先生/久下小学校・細見基夫先生)

氷上情報教育研究会で開発された「デジタル体育指導書」の活用と、HDDレコーダーの追っかけ再生機能を活用した「6年跳び箱運動~頭はね跳びをしよう~」の実践発表でした。追っかけ再生機能の活用は、自分の動きを客観的に見るモニタリングとして、メタ認知へつながる効果的なICT機器の活用方法であると感じました。

先生のための「デジタル体育指導書」~器械運動編~

 (3)子どもたちに身につけさそう情報モラル

    (丹波市立竹田小学校・荒木真也 先生)

竹田小学校の情報モラルカリキュラムに沿った、6年生への情報モラル教育に実践発表でした。インターネット上の掲示板への卑怯な書き込みに対しての意見交換をとおして、子どもたちの絆の深まりを感じた発表でした。

 

■4 「はら研」実践研究報告

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 (1)京都市情報モラルグループ研の取組

    (京都市立境谷小学校・河原雅春先生)

6年生総合的な学習の時間「マイストーリー」作成におけるBGMの扱いをとおして、子どもたちに音楽(著作物)を扱うときに気をつけることについて考えさせた実践発表でした。レンタルCDを借りたときのコピーについてなど、子どもたちが是非について悩むことで、話し合いが深まったようです。また、京都市では、このような情報モラルに関する教材を公開されていますので、ぜひ参考にしてください。

光京都ネット 学習用ホームページ

 (2)福島県新地町での実践について

    (奈良教育大学・伊藤剛和先生)

原先生と一緒に「新地町立小学校 ICT活用発表会」に参加されていたので、その発表会からの報告でした。実際に子どもたちがプロフを作ることで、そこから様々なことを学んでいく過程が興味深かったです。子どもたちからは、プロフの発信範囲や公開期限、アップデートについてなど、細かい質問があったそうです。

  
 

■5 ワークショップ
   テーマ:「ICT活用と授業力」
   ICT活用は進んできているが、ICT活用をする前に備えていなければいけない力

   「授業力」について考えていきましょう!

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   またまた、ワークショップについては時間切れとなってしまいました。coldsweats01

   原先生からの総括:

大型ディスプレイ、電子黒板が普及してきましたが、板書として1時間の流れを残しておくためにも黒板にきちんと書いておくことが必要です。また、子どもたちの意見は電子黒板ではなく黒板に書いて残しておくべきでしょう。

情報モラルの指導において、「ダメダメ教材」が多く、子どもたちが上手に情報やICT機器を使えるようにするための指導が少ない。情報モラル教育と安全教育は少しちがう。

Facebookなどでは実際に個人情報を表に出して情報交換を行っている。今後いろいろ考えていかなければならないのではないか。

 

また、ICT活用は学力向上につながるのか? 本当にそうであるのか、もっと客観的データを踏まえて考えていかなければならない。

 

次回はこのテーマ:「ICT活用と授業力」でワークショップから始める予定ですので、ぜひご参加ください。

   次回予定:平成24年4月21日(土) 場所は未定です。

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このページは、puckが2012年2月18日 23:52に書いたブログ記事です。

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