2012年8月アーカイブ

今年も奈良教育大学にて行われた教員免許状更新講習のお手伝いに行ってきました。book

今回も先導的情報化推進プログラム「教員のICT活用指導力向上のための形成的な評価方法の開発と実用化」の成果として開発された研修テキストを中心に『「教育の情報化」の推進』、『情報教育』、『ICTを活用した授業』について演習や講話を行いました。pc

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午前中は、奈良教育大学の伊藤剛和先生のパートで、『「教育の情報化」の推進』と『情報教育』についての講話がありました。

その後、KJ法的手法を使って、授業におけるICT活用場面を書いたカードを分類するなどのワークショップを行いました。book

 

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どのようなカテゴリにカードを分類したのかをグループごとに発表している様子。book

 

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私の方は、今回も午後の部で『ICTを活用した授業』を担当し、午前中のワークショップで出ていたICT活用についての課題や疑問点などを含めながら、小学校におけるICT活用の実践例の話をしました。

ICTを活用した学習へのイメージをつかんでもらったあと、自分の校種、担当教科などを踏まえて、具体的に学習に活用できるようなWebサイトやコンテンツを書きだしてもらいました。

最後にそれぞれ簡単な教材をプレゼンテーションツールを使って作製しました。グループごとに話し合ったあと、代表の方お一人ずつに前の電子黒板を使って模擬授業形式で発表してもらいました。

今回の研修では初めて自分のタブレット端末を持って来られた方がおられました。そのタブレットを使って作られた教材での模擬授業も面白かったです。自分もiPadを持って行き、学校で使えるいろいろなアプリケーションの紹介や活用方法についてお話をしました。今後、このように既にタブレットを使っておられる受講者が増えると思われるので、そのような方のニーズにも応えられるような講習の内容にしていかなければならないなと思いました。

今日は妻と2人で「プロメテウス」を観てきました。

最近シネコンが過剰で1スクリーン当たりの観客人数が減少しているという記事を目にしましたが、上映2日目ということで、字幕版にもけっこうたくさん観客が入っていました。

2089年、考古学者のエリザベス·ショウとチャーリー·ホロウェイは地球で発見された古代遺跡から異なる古代文明に共通する星図を発見した。人類が長年にわたって追い続けている、人類の起源にまつわる謎の答えがあるかもしれない未知の惑星の存在が浮かび上がる。ウェイランド社の資金提供により、ウェイランド社によって選ばれた科学者たちを中心に編成された調査チームが、宇宙船プロメテウス号に乗り込んでその惑星へと向かった。

2093年、惑星LV-223に到着した彼らは、人類誕生の真実を知ろうと調査隊は地表の建造物の中へ入って行った。そこで、人類誕生に関わる「エンジニア」なる宇宙人の死体を発見し、頭部を持ち帰って調査する。

 

本作品の監督は「エイリアン」のリドリー・スコット監督です。ネットで「エイリアン」の前日譚として企画された作品だと書かれていますが、確かに「エイリアン」に通じるシーンが多いです。内容についてはこれ以上書きませんが、「人類の起源」に言及せず、「エイリアン」とも独立して観ても面白い作品だと思います。しかし、ちょっとグロテスクな場面が多いので注意が必要です。

プロメテウス公式サイト:http://www.foxmovies.jp/prometheus/

先週末の「はら研」で行ったワークショップの作業内容を、原先生(目白大学)が整理してくださったので公開します。

しかし、まだまだ整理段階ですので、完成版ではありません。ご理解の上、ご覧ください。

 
 
保護者の方が自分のお子さんの機器を設定するためには、具体的な機種の設定手順が必要となりますが、学校から保護者に伝達する場合には、具体的なメーカーや機種名を提示するのは問題がありますね。そのあたりは今後考えていかなければいけない課題です。
 
よいアイデアやご意見のある方は、ぜひ「はら研」にご参加いただき、一緒に考えていただきたいと思います。
 

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第59回 はら研(原先生を囲んで情報教育を研究する会)
と き:平成24年8月18日(土) 13:30
ところ:尼崎市立園田北小学校
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残念ながら、参加希望人数が少なかったため、8月25・26日の軽井沢での関西・関東合同合宿研究会は中止となりました。できれば一度、東京「はら研」の方々と合同研究会を行いたいですね。
 
■1 情報教育&ICT活用 最新情報 原先生
今回の「はら研」では、情報モラル及び情報安全教育について考えてみました。
 
  • 現在学校が担っている情報安全教育を、家庭や企業にもっと主体的になってもらうために、 家庭や企業を説得できるような裏付けを考えていかなければならない。
  • 保護者が情報モラルや情報安全教育についてもっと理解して、家庭で子ども達が守れるようになってから、ケータイ、スマートフォンや携帯ゲーム機などを持たせるべきではないか。
ということで、「はら研」で、子ども達が持っている様々な端末における「ペアレンタルコントロール」について探ってみました。
 
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■2 ワークショップ
   テーマ「保護者の情報モラル」
 
 保護者が子どもを守る基礎知識について考えよう!
 子ども達が使う情報機器にはさまざまな設定をすることができるが、ペアレンタルコントロールの設定はできているのでしょうか?
 
  • ゲーム機等でペアレンタルコントロールの存在をほとんど知らない。
  • スマートフォンがとても危険である。
  • 学校は電子メールの書き方を教えればそれでいいと思っているが、それではまったく不足である。
  • CEROのレーティングについては今日初めて知った。
    特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構
    (COMPUTER ENTERTAINMENT RATING ORGANIZATION)
  • 現在ゲーム機等では、一番緩い設定で出荷、販売されていることが多い。
 
そこで、今回の「はら研」では、ペアレンタルコントロールなどの設定手順を作ろうということで、4つのグループに分かれて話し合いました。
 
■ 次回は記念すべき60回目の「はら研」です。10月 20日(土)に開催予定ですが、会場はまだ未定です。10年目の記念になるような有意義な会にしたいと考えています。

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今日は和歌山県へ行って来ました。

午前中は、有田市の中学校を訪問させていただき、小中連携のすばらしい取り組みについてのお話を聞かせていただきました。

 

午後は少し移動して、醤油で有名な湯浅町へ行き、重要伝統的建物群保存地区を散策しました。この辺りは、醤油醸造業で栄えた町並みと商業で賑わった商店街の雰囲気がそのまま保存されており、タイムスリップした感覚を味わうことができました。

 

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