今回の「はら研」(原先生を囲んで情報教育を研究する会)は、京都市立藤城小学校のコンピュータ教室をお借りして開催しました。
1 最新のICT活用・情報教育について(原先生)
教育の情報化ビジョン(骨子)2020年まで 文部科学省
・国際化に対応したネットワーク等の活用
・学校・教員へのサポート体制の充実
カリキュラム・マネジメント指導者養成研修
・2013年をめどにデジタル教科書の開発
・2014から15年に向けて、教育の情報化の観点で学習指導要領の見直しが図られるかも???
・先生方へのサポート、SNS型の研修サイトの構築など
・児童生徒の情報活用能力の向上
学習指導要領に記述してあるが、きちんと理解されていない
文科省版フューチャースクール
・補助金で対応?
校務支援システムの普及
次期学習指導要領の中で「情報科」が制定される???
・コンピュータ(プログラミング含)を中心?
・情報活用能力など中心?
遠隔共同(協働)学習において
・どのようなツールがあるか
○ツールを使うことより、そこで必要な力はどこで付けてやれるのか?
「 社会の情報化の急速な発展に伴い、情報通信技術を最大限活用した21世紀にふさわしい学びと学校が求められています。
このため、文部科学省は、平成22年4月22日から、今後の学校教育(初等中等教育段階)の情報化に関する総合的な推進方策について検討を行う「学校教育の情報化に関する懇談会」を開催してきました。 (文部科学省)
この内容がとりまとめられ、平成22年8月26日に「教育の情報化ビジョン(骨子)」が公表されました。
教育の情報化ビジョン(骨子) (PDF:429KB)
参考資料1 教育の情報化ビジョン(骨子)ポイント (PDF:174KB)
参考資料2 新たな情報通信技術戦略 工程表 教育分野の取組(抜粋) (PDF:282KB)
学校・教員へのサポート体制の充実等に関する2010年度の事業として「カリキュラム・マネジメント指導者養成研修」が実施されます。この研修の中で「はら研」で何度も紹介された「ICT活用指導力向上研修の成果が活用されるということです。
2 京都市における情報モラル教育
京都市の情報モラル研究グループ
・情報モラルノートの作成
一般化 2時間構成(良さ・危険) 安全ノートと夢いっぱい
・ケータイ電話のトラブル
メディアにかかわるモラルについては、企業の方で対応すべき (原先生)
学校はもっと不易な部分について指導するべきなど・・・
3 子どもの情報活用能力チェックリスト(藤城小版)
この内容については、引き続き検討していく予定です。
4 その他
文部科学省のサイトから、子どものためのプログラミング言語の紹介
次回は、平成22年10月30日(土)に丹波方面で開催する予定です。