今日は代休日だったので「十三人の刺客」を観てきました。
時代劇と言えば、少し前に「カムイ外伝」(2009年:松山ケンイチ主演)を観ましたが、その前と言えばずっとずっと昔に「雲霧仁左衛門」(1978年:仲代達矢主演)を観たきりかな。
「十三人の刺客」はリメイク版ということですが、オリジナルの方は観たことはありません。キャストやテレビのスポットを観て期待して行きましたが、予想どおりのすばらしい作品でした。
江戸時代末期、暴君である明石藩主・松平斉韶(稲垣吾郎)を極秘裏に暗殺する計画が立てられ、御目付役・島田新左衛門(役所広司)がその命を受ける。新左衛門と斉韶の腹心・鬼頭半兵衛(市村正親)との確執などの糸が複雑に絡み合いながら、お互いに「侍」「武士」を貫いていく姿が伝わってきます。
テレビでも宣伝していますが、ラスト50分の落合宿での死闘は迫力満点です。
すごく残酷な描写やギャグっぽいシーンがありますが、これについては意見の分かれることでしょう。いずれテレビでも放送されるでしょうが、このようなシーンはぜったいカットされると思うので、観たい方は映画館でご覧ください。